ライフコース研究

人はこの世に生を受け、加齢を経て、一生を終えていく。この人生の軌跡、過程は、不平等・格差の問題と密接に関係する。さらに、世代の違い、地域、国の違いによる格差の中身を明らかにするために、主に個人を対象とする社会調査を実施する。そこでは、包摂に係る諸問題を、特定地域、全国、あるいは国際比較のレベルで比較検討し、そこにある問題を分析、検討していく。特に、少子高齢化や人口減少の問題を、包摂の問題と関連させて明らかにする。高齢社会における包摂型未来をいかに構築しているかを考察するために、2010年以来2年ごとに実施されている「中高年者の生活実態に関する継続調査」(J-Aging Panel Survey)を分析し、考察する。